床版・主桁の補修・補強
かつてメンテナンスフリ―(永久構造物)であるといわれたコンクリートも経年劣化、構造的変状、初期欠陥により様々な変状が生じております。
これらの変状に対応した補修・補強事例を紹介しています。
断面修復工
コンクリート構造物が元の断面を喪失した場合や、劣化因子を含むコンクリートを除去した場合の断面修復を目的とする。
補修工法 :左官工法・注入工法・吹付工法
ひび割れ補修工
ひび割れ部からの水分や塩化物等の浸入を防止する工法である。ひび割れの幅、挙動により補修方法が異なる。
補修工法 :注入工法・充填工法
表面含浸工
コンクリート中に劣化因子の浸入を抑制することで、耐久性の向上、美観の改善を図るものである。
材料は多種多様であり、用途に合わせて仕様が異なる。
補修工法:ケイ酸塩系・シラン系・ハイブリッド系

床版補強工
床版下面に補強材(炭素繊維シート・鋼板)をエポキシ樹脂にて接着させ、床版と一体化させることで床版の耐荷力を向上させる工法である。
補強工法 :連続繊維シート・鋼板接着